指揮者 山田和樹
Conductor Kazuki Yamada
「対談写真」という事例は、今回が初めてです。自然に、その時の距離感や人柄が写っている写真をチョイスしてみました。山田和樹さんは1979年生まれの、若き指揮者です。18才の時に指揮者を志し、現段階で輝かしい経歴のもちぬし。
2009年 ブザンソン国際コンクール 優勝
2010年 サイトウ・キネン・フェスティバル松本 オーケストラ公演を指揮
指揮者という仕事はどういうものなのか、海外での活動で感じている事や、指揮者の道に進んだ経緯など、楽しく興味深い貴重なお話を聞く事ができました。「僕は、18才の時に吹奏楽部で指揮を経験したことをきっかけに、人生を棒にふった」という、駄洒落は優秀な指揮者ならではの、印象的な一言でした。
対談後は、下田市民文化会館でピアニストの大石綾乃さん、山田和樹さんが、ピアノと進行でコンサートがありました。滝廉太郎の時代から100年、作曲はどう変化したのか、ジョンケージの4.33秒のコンセプトの話などをふまえ、現代の作曲家、森山智宏さんの新曲を聴くなど、ただ、流れてくる音を聞くだけではなく、音の中にある思想や時代背景をふまえ聞く事で、素人なりに理解して聞く事ができました。
概要
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