SAAB 9-3からW124へ

SAAB 9-3に4年乗った。とても良い車だった。といいつつも、乗っている間、どうしてもOPELベクトラのシャーシ共用と考えると、SAAB 900への憧れが膨らみ、純血の900に乗ってみたかった。だから、5年目にはSAAB 900 カブリオレの左ハンドルのマニュアル車を買おうと心に決めた。そして、奇跡的に見つけたのだ。カブリオレのマニュアル車を!なぜに、マニュアルに拘るかというと、AT3速だと、高速をよく使う自分にとって回転数が高くなりすぎるからで、高速巡航の燃費も視野にいれると、絶対にマニュアルだった。探しに探し、ようやく見つけた1台だったが、探している間に犬を飼った事と、子供ができた事で、車のサイズが小さいのではと考えるようになり、この超希少なマニュアル車を見送る事にした。もう、平成が終わろうとしているこのタイミングで、900 カブリオレのマニュアル車はもうでてこないだろう。ちなみにボディは赤で、内装はタン革だった。車の素性もよく、実車をみても間違いのない車だった。今はどなたが乗っている事だろうか。。今でも惜しい気持ちでいっぱいになる。これからの家族体制を考えるとステーションワゴンがベストの選択で、900が諦められない僕は、SAAB 900 SAFARIを探す事になる。この車名で、そんな車日本にないだろと思った人はマニアですね。平行輸入を視野に入れて探して見ましたが、全然無理そうでした。この車、そもそも世界に何台あるのだろうという程の、希少車ですが、とっても良い形しているんです。もっと製造してほしかったな。その後、ステーションワゴン縛りで、乗りたい車の探求が始まる。

SAAB SAFARI ©️ http://boitierrouge.com

Citroen-XM ©️ http://www.autoblog.nl

lancia-thema ©️ http://weblogs.lanciathema.nl

Volvo T5R

ここらへんの車が好きで良い出物がないか、日々センサーを働かせた。そうこうしていると、メルセデス・ベンツのW123 300TDTのチャイナブルーのワゴンが気になり始める。この車も、色や内装の仕様に希望があると、そう簡単にはでてこない。W123を何台か試乗していると、確かに細部の作り込みやどっしり感は良いものの、なんとなく体になじまない。そして、仕事でも使うとなると、W124の方が実用的で現実的に維持できるのではと考える様になる。最初、W124はバブル感があるというか、端的にいうとヤンキーっぽい印象があり全然好きではなかったのですが、調べれば調べるほど良いんです。ジウジアーロやベルトーネが打ち出したカーデザインって本当に凄いと思うんだけど、実用というポイントに絞って、車を見ると、やっぱりミディアムクラスと言われていた時代のベンツってもっと普遍的なオーラを纏っている。ベンツというと、頭に浮かぶのは黒塗りの高級セダンだけど、総合自動車メーカーという背景でみると、ベンツの巨大トラックやタクシー、ステーションワゴン、セダン、と根幹はシャーシ屋さんなんだなと思う。W124のシャーシに、エンジンは5L積んで、足回りはポルシェ、内装はウッッドにして、値段は1500万。ブランドが生きていくために、コレクションは気合い入れつつも、会社を維持し良いパフォーマンスをする為に、高級バックを作って売り、いつの間にか、バック屋のイメージになるアパレルと同じようだなと思う。きっと当時のバブルの流れと、ヤナセで取り決めたデフォルトのオプションがそうさせたのではないだろうか。本国ではベンツといえど、仕様の設定で高級車にも商用車にもなったはずで、グレードの低い、ベンツのワゴンという立ち位置の車が、自分の仕事柄にもちょうどよくマッチすると思い、W124のディーゼルを探す事になる。

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